本日より営業開始です。
2016/01/04
今年も「きっちり」「丁寧に」仕事してゆきます。
■初心に戻れた娘からの手紙（文章あり）■
2016/01/02
みなさま、あけましておめでとうございます。
旧年中はお客様はもちろん、スタッフ、食材を提供してくれる仲間の方、店舗運営に関わるたくさんの方々に助けていただき、つつが無く１年を終えることができました。ありがとうございました。
また、様々な変化があった昨年、お客様にも少なからぬご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫びいたします。
今年はさらなる飛躍の予感しかありませんが（笑）、地道に精進してゆきますので引き続き温かく見守っていただければと思います。
さて、年末年始、部屋と書類を整理していた時に見つけた一通の手紙。４年前、DJANGOオープンのときに当時中学２年生だった長女がくれた手紙でした。
ご存じの方も多いと思いますが、私は関東で５年ほどお店をやっていた時期があり（システム化した効率優先、収益優先のお店）、その後、地元に戻って自分が行きたいお店、世界中どこにもない自分しかできないお店をやろうと思いDJANGOを作りました。何しろどこにもないお店を目指したので、内装は全て手作り、お皿もオリジナル、グラスもオリジナル、カトラリーもオリジナル、ソファーも照明もオリジナル、ソファーの皮もオリジナルで作り同時進行でDJNAGO farmの土作りもしました。その間約１年。
収入ゼロの日々が続き、家族には出口の見えない、極限の不安な気持ちを経験させてしまいました。
そんな厳しい１年間を経ての２月１６日DJANGOオープン。その前日に関係者のみのプレオープニングパーティーをしました。その時にお友達のサックスプレイヤー・エミーにDJANGOのオリジナル曲を作ってもらい、演奏してもらいました。
その曲を聴きながら、それまでの１年間のできごとが走馬灯のように思い出されて、なんと大の男たちがみんな号泣！笑
「ええ大人が仕事で泣くんや！」と思って逆に感心したのを覚えています。
そのパーティーに来ていた長女から翌日手紙を渡されました。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
Dear パパ
DJANGOオープンおめでとうございます。
２月１６日、DJANGOの記念日です。昨日はバタバタしてましたね。おつかれさまです（笑）
パパのDJANGOへの想いはどれほどあるのかわからへんし、うちには全て理解できひんかもしれんけど、パパが頑張ってることはわかるよ。うちが生まれたときからパパは飲食のお仕事をしてて店に立っていたけど、そのときのパパと今のパパはなんかちがう気がする。そのときのパパがおって今のパパがおるんやと思うけど、今のほうがパパはきっと楽しいと思うし、年もとっていろんな考え方・ものの見方ができるようになって、余裕がでてきたんかな？それでもDJANGOっていうひとつのことに力をそそいで・・・。なんか言いたいことよくわかれへんけど、パパの背中はおっきいってことがわかった。あんまりうちはDJANGOに関わってなくて心配なときがよくあったけど、でも「パパやから」って思って安心してる気持ちもどっかにあった。うちは、パパの娘として親のすごさをしったし、親が頑張ってるところもみれたし、親を越えることはできひんかもしれんって思うぐらい、パパの背中はおっきいと思った。
パパはこの１年間なにを想ってDJANGOをつくってきたんかな？自分がゼロからつくりあげてきた店で、たくさんの良い人たちに助けてもらって、どんな気持ちでDJANGOをつくってきたんやろ？うちがはかりしられへん、大きくて深いと思う。DJANGOへの想いはものすごい大きいものやと思う。だからこそ、たくさんの人たちが助けてくれてDJANGOができたんや。
この１年間で、うれしいこと、かなしいこと、壁にぶちあたったこと、いっぱいあったやろうし、一人でどうしようもできひんことがあったはず。それでもパパは負けんと頑張ったことに、うちは感謝するよ。ありがとう。パパはうちの自慢のパパやで。
今日、サックスの人がDJANGOのオリジナル曲を演奏してくれたときに、うちも泣きそうになったけど、涙はたらせへんかったで！！ガマンした！！！絶対涙は流せへんって決めてたもん。だってDJANGOができあがって、まだ泣いたらあかんと思ったから。２月１６日がオープンで、オープンがゴールじゃないし。スタート＝はじまりやから！！！はじまりのときに泣いたらあかんと思った。がまんしたで♪
感謝してるよ。パパには。でもまだカッコいいって言葉は言えへん！！DJANGOが成功したときにその言葉はおいとくわ
I LOVE DADDY H.24.2.16 From●●●●
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
家族に迷惑をかけ続けてきた１年間だと、ずっと負い目を感じていたけれど、この手紙で「自分がやっていることは間違ってない」とお腹に力が入ったのを思い出します。
はやく娘に「カッコいい」って言ってもらえるようにもっともっとDJANGOを成功させないと！笑
そしてもっともっと自分の道を進むカッコいい男を増やさないと！
毎年正月には気合いが入るいろんな気づきがあるんですが、今年もまた商売の神様から「気を抜くなよ！もっとやれよ！！」という素晴らしいお年玉をいただきました。
どうぞ今年もよろしくお願いします！
